夏合宿『三沢に死す』1日目午後
12時。市街劇が始まりました。
私は演劇にそれほど詳しくないので、ああだこうだ言う資格はありませんが、白塗りになりました。
筋肉ちゃんが白塗りしたいと言うので、床屋さんに着いて行くと、「君も白塗りしてきなさい。これは課題です」と親方が無理難題を押し付けてきました。
これで立派な向こう側の人です。
一気に親方の言う「悪の巣窟」学科みが増します。
これが西堂ゼミなのです。
親方の奢りでかき氷を食べました。
なぜか集客効果があったようです。店の前で白塗り一味がかき氷食べてたらなんとなく食べたくなるか。
寺山のお面を頭につけたまま焼きそばを食べる紐くん。角度が良い感じ。まるで寺山が焼きそばを食らっているかのように見えます。
犬神サーカスに会ったり、ボブディランの弾き語りを見たりして、17時の終演を目の当たりにするために公会堂へ向かいます。
そこで市街劇は終りです。
その後、預けていたはずの荷物が行方不明になったためにてんやわんや。外食の時間がなくなり、コストコで慌てて食料調達。
タクシーで宿舎へ向かいます。
団体名のクセがすごいです。
女子部屋は8人部屋がそれぞれ区切られているベッド仕様です。
男子部屋は二段ベッドでそれはそれはご満悦の親方でした。
男子部屋に集合し、とりあえずご飯を食べます。
見てくださいこの茶色い食卓を。
焼き鳥、カレーパン、ホテルブレッド、唐揚げ、チョコドーナツ…。
三沢は過酷です。
その後一旦解散し、お風呂などを済ませてから22時に再び男子部屋に集合です。
そこでは今回の市街劇について熱い議論が繰り広げられていたみたいです。
副ゼミ長は翌朝、八戸駅前までレンタカーを調達しに行かねばならなかったので23時半に離脱。
以上1日目午後の部でした。
(文責:副ゼミ長)
夏合宿『三沢に死す』1日目午前
私たちゼミ生5人、親方(教授)とそのお弟子さん、芸科男子1人でこの弾丸夏合宿は敢行されました。
2017年8月6日に青森県三沢市で繰り広げられる『田園に死す』という市街劇に参加することが目的です。
我々は(親方は除く)、8月5日の夜、東京駅鍛冶場駐車場を夜行バス「オリオン号」で旅立ちました。
22時30分に出発し、翌朝9時に三沢駅に着くというバス乗車時間10時間半の移動に、腰痛持ちの私副ゼミ長は死を覚悟せざるを得ませんでした。
案の定「ケツがボロボロ取れていく」「半身不随で車椅子生活をしているの豪華二本立ての夢を見ました。
途中SAで20分ほどの休憩が何度かあるのですが、その度にバスから降り、ゼミ生マッチョと一緒にご当地グルメを食べました。深夜に食べるかまぼこは、爆発しそうなケツに染み渡ります。
午前8時30分。なんとか三沢駅に到着しました。東口で降り立った我々は愕然とします。
コンビニはおろか、ドトールなどといった東京都内の駅に必ずあるようなカフェもありません。正面口に回ると目の前に一軒だけ定食屋さんがありました。休業中です。
強烈な三沢の洗礼を受け、三沢空港行のバスに乗り込みました。
Suicaは使えません。青い森鉄道という青森県を走る二両編成の電車があるのですが、それももちろん現金のみです。
三沢市役所前バス停で降車。受付のあるミサワスカイプラザに向かいます。
何やら良い匂い。
スカイプラザ前の広場には、焼き鳥や焼きそばなどといった屋台が出ていました。
12時に開演なので、それまで各自朝食をとることにしました。
親方は新幹線で青森入り、三沢には12時前に着くとのことで、それまで自由時間です。
近くにFamily Martがありました。三沢に来て初めてのコンビニです。ファミマ店員としては、この上なくほっとします。
朝食の後、数名はスカイプラザの裏にあるという銭湯に向かいました。
残った私と筋肉ちゃんは勝手に宴を始めます。
ゼミ長は生温かく見守ってくれていました。
1日目午前の部はこれで終了です。
それではまた。
(文責:副ゼミ長)